『勝利号』Netflix映画1位…韓国を含めた世界28カ国で1位を占める
韓国初のSF大作映画『勝利号』(邦題:スペース・スウィーパーズ)への海外からの関心が熱い。2日連続でNetflix映画総合1位を獲得しただけでなく、海外でも1位を占めている国が増えているという。
9日、映像コンテンツのランキングを提供しているFlixPatrolによると、『勝利号』(チョ・ソンヒ監督)は7日現在、総合648点でNetflix映画1位を獲得した。前日6日に記録した525点より123点上がった。
『勝利号』はまた、韓国を含めたベルギー、ブルガリア・クロアチア、デンマーク、ドミニカ共和国、エストニア、フィンランド、フランス、香港、チリ、アイスランド、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マレーシア、モンテネグロ、ノルウェー、フィリピン、セルビア、スロベニア、スリランカ、スウェーデン、タイ、トルコ、ウクライナ、ベトナムなどの28カ国で1位を占めた。アメリカ5位、カナダ2位など北米地域でも上位を占めた。
『勝利号』は約250億ウォンをかけた韓国初のSF大作映画である点や『私のオオカミ少年』『探偵ホン・ギルドン 消えた村』など独創的な世界観を広げるチョ・ソンヒ監督の次期作である点、ソン・ジュンギ、キム・テリ、チン・ソンギュ、ユ・ヘジンなどの演技派俳優をキャスティングした点、Netflixを通じて全世界190カ国に公開される点などから早々に関心が集まった。
映画公開以降、韓国では評価が分かれた。『勝利号』はハリウッドであれば低予算であろう費用で、ハリウッドSF映画に劣らない技術的な成功を収めた事に対し高い評価をする意見と、典型的で予測可能な展開が残念だという意見に分かれた。
しかし、韓国映画がこれまでSFジャンルの不毛地帯であった点を考慮すれば、残念な点はあるものの『勝利号』は映画界において意味のある第一歩であるとの意見が集まった。『勝利号』には1000人余りのVFX専門家が参加し、現実味溢れる宇宙空間を再現した。広大な宇宙を背景にしたアクション映画は快感を得られるとの評価だ。
『勝利号』は2092年の近未来を背景に、宇宙のゴミ清掃船である「勝利号」の船員たちが大量破壊兵器として知られる人間型ロボット「ドロシー」を発見し、危険な取引に出ていく物語であり、去る5日、Netflixで190カ国に公開された。
[出典 : 芸能ニュース · スターインニュース http://www.starinnews.com/ ]