自然派化粧品ブランドのSKIN1004、「とても驚いている」
自然派化粧品ブランドの「SKIN1004(スキンチョンサ)」は、21年1月から4月期の売上高が前年度の売上高を上回るという実績を上げた。スキンチョンサはビューティーコリアニュースに対し「今年の第一四半期だけで約200億ウォン(約19億3千万円)の供給契約を締結した。これは、前年同期比200%増以上の規模だ」とし「今年の売上高は300億ウォン(約29億円)以上になると予想している」と明かした。スキンチョンサは20年にも売上高が19年比200%増の成長を記録していた。
新型コロナウイルスによる不景気の中でも、グローバル市場への進出などにより過去最高の実績を残した。SKIN1004は昨年下半期に東南アジア市場で積極的なマーケティングを行ってきた。東南アジアで1位のeコマースプラットフォーム「Shopee」に公式ショップをオープンしてから3カ月でインドネシア840%増、マレーシア2503%増、フィリピン724%増、台湾2481%増という爆発的な売り上げ増加を記録し、東南アジアを中心に海外市場で急速に成長している。景気回復が見込まれる今年もグローバル市場を拡大する計画だ。
スキンチョンサは化粧品ブランド「SKIN1004」と「ZOMBIE BEAUTY(ゾンビビューティー)」を持つ韓国コスメ(K-ビューティー)企業だ。「SKIN1004」は肌の鎮静に優れた「センテラ」ラインを主力とするスキンケアブランドである。肌への水分補給を目的とした「ヒアルロン・シカ」ラインも展開中で、今年の上半期には美白機能のある「トーンブライトニング」ラインの発売も予定している。特にセンテララインは、東南アジア最大のeコマースプラットフォーム「Shopee」の中で海外通販の全カテゴリ1位を獲得した。
「ゾンビビューティー」はセルフリフティングが出来るとして「Amazon」でも1位を獲得した「ゾンビパック」が有名なフェイスパック専門ブランドだ。今年の4月にはiherb(アイハーブ)に出店したことで本格的なグローバルブランドに成長し、アメリカ、シンガポール、タイなどの海外メジャーストアにも出店した。今年の下半期には「ウォッシュオフパック(洗い流すパック)」シリーズの拡大と、ハンドソープや消臭剤など様々なライフスタイル商品を展開する予定だ。一方で、スキンチョンサは「ゾンビビューティー」の新商品発売を記念して、新規会員登録した人に30%割引クーポンのプレゼントキャンペーンを実施中だ。一つでも商品を購入した人には、ハンドソープと「SKIN1004」のサンプル三種をプレゼントする。スキンチョンサの関係者は「東南アジア諸国のほかにも、最近では日本、中国、アメリカ、ヨーロッパなどで消費者の需要が爆発的に増加している」とし「下半期には大々的なグローバルキャンペーンを行い、世界的なK-ビューティーブランドとしての地位を固めていきたい」と抱負を語った。
[出典 :ビューティーコリアニュース http://www.bkn24.com/ ]