
BTS怒り、アジア人差別を批判「人種差別と暴力に反対する」
BTS(防弾少年団)が最近広がっているアジア人差別を公に批判し「人種差別と暴力に反対する」と明かした。3月31日、BTSは公式Twitterに韓国語と英語でアジア人差別に対する反対の声明文を掲載した。
BTSは「愛する家族を失った方々に、心から哀悼の意を表します。また、悲しみと共に深い怒りを感じます。私達はアジア人という理由で差別を受けたことがあります。道を歩いているだけで理由もなく罵声を浴びせられ、容姿を馬鹿にされたりもしました。さらにはアジア人がなぜ英語を話すのかとも言われました。」と書き込んだ。
さらに「私達の経験は今、起きている事に比べれば非常に些細なことです。しかし、その時に経験した事で自信を失くし、自尊心までも奪われました。
ましてや人種が違うという理由で憎悪と暴力の対象になるという事はとても言葉では表現できない苦痛です。」と綴った。
BTSは「今広がっている出来事はアジア人として私達のアイデンティティと切り離すことは出来ません。この声明文を出すまでの間に私達の声をどうやって伝えようか沢山悩みました。しかし伝えるべきメッセージは明らかです。」とし「私達は人種差別に反対します。私達は暴力に反対します。私も、あなたも、私達すべての人が尊重される権利があります。共に立ち向かいます」と明かした。
同時に「#StopAsianHate」(アジア人ヘイトをやめよう)、「#StopAAPIHate」(アジア・太平洋諸島系へのヘイトをやめよう)というタグをつけた。
BTSは以前にも人種差別と暴力に反対するという声明を表明している。昨年、アメリカ・ミネソタ州で白人警官が、非武装の黒人男性ジョージ・フロイドさんの首を膝で押さえつけて死亡させた事件が起きた当時もBTSは人種差別と暴力に反対するという文章を投稿した。
去る16日、アメリカ・アトランタ州でテロリストによる銃撃事件が発生した。犠牲者8名中6名がアジア系の女性で、アジア人を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)だという批判が起き、その後ペンシルバニア州ピッツバーグ、カリフォルニア州サンフランシスコやドイツ・ベルリンなどでヘイトクライムへの抗議集会が開かれた。
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